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小学生でビジネスを経験した話/「砂鉄」を売って、任天堂64とスマブラを買うまで

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小学生の頃、ぼくはビジネスをしたことがあります。まぁかっこつけずに言うと、お金儲けですね。

当時、大流行した「任天堂オールスター・大乱闘スマッシュブラザーズ(スマブラ)」を買うまでに経験したぼくのお小遣い稼ぎのお話。

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▶ お小遣いが貰えない家だった
→ 1. スマブラが欲しい!
→ 2. お金が全然足りない
▶ いきなり経験する「挫折」
→ 1. 砂鉄を売ろう
→ 2. 想定外…売れない!
▶ 頭を使って再チャレンジへ
→ 1. 親を騙そう!←
→ 2. 「髪の毛を切りに行きたい」という嘘
▶ 路上販売、再スタート
→ 1. 砂鉄販売に再チャレンジ
→ 2. 付加価値をつける
▶ 念願の夢、叶う
→ 1. 売れた!売れたよ!マジ売れた!!!
→ 2. 念願のスマブラを購入、感動
→ 3. その後の変化
▶ 自分自身に感謝

お小遣いが貰えない家だった


ぼくの家の教育方針なのか、貧乏だったからなのか、ぼくはお年玉以外でお小遣いというものをもらったことがありません。

そのため一年間、計画的にお年玉を使っていたことを覚えています。小学生の時なんて友達の家で遊ぶか、近所の公園で遊ぶかなんで普段はそこまで困らなかったですしね。

しかし、ある時にどうしてもお金が欲しくなります。

 

1. スマブラが欲しい!


ある日、すごいテレビCMを目にします。
それは「任天堂オールスター・大乱闘!スマッシュブラザーズ」という64のゲームソフトです。

なぜかマリオとカービィが戦っていて、ピカチュウが電光石火して…当時のゲームには、そんなそれぞれの世界観を超えたゲームなんてなかったんです!
あのテレビCMをみた時、激動が走りました。これは絶対に欲しい!

 

2. お金が全然足りない

買いたくて買いたくて西野カナさんばりに震えていた僕はすぐに気づきました。

お金足りねーーーー!
しかも僕は任天堂64さえ持っていませんでした。これは困った。
親に相談しても絶対に相手にされないことはわかっていました。

しかし僕のスマブラへの購買意欲強かった。諦めるという選択肢がありませんでした。

 

いきなり経験する「挫折」


ぼくはスマブラを手にいれるために何でもしてやろうと決心します。
まずは近所の自販機の下を手当たり次第に探しました(笑)

結果、150円ほどは集まりましたがこれじゃぁ拉致があかない!そうおもった僕はある考えが頭によぎります。

 

1. 砂鉄を売ろう

砂鉄ってあの砂鉄?そうです、あの砂鉄です。
ぼくは理科の授業が大好きだったんですけど、砂鉄を初めて授業でみた時、ものすごく興奮したんですよ。

だから売れると思ったんです。自分がこれだけ興奮するものなら売れるだろう、そう思いました。砂鉄なら砂場にいっぱいあるし(笑)

 

2. 想定外…売れない!

バケツ一杯は言い過ぎですけど、それくらい砂鉄を集めました。

いざ出発!
とりあえず公園を転々とします。子供がこんなことしちゃいけないという感覚があったので、なるだけ離れた場所がいいと思い、小倉駅近く(地元北九州で一番大きな駅)で販売をすることに。

夢と希望をもって小倉でいざ販売がスタート!
生まれて初めての経験!警察に逮捕されないかなという不安も兼ね備えてのチャレンジ!

結果、

チーーーーーン。

ぜんぜん売れません。泣
興味は持ってくれるけど高すぎるとか言われて売れないという事実。
値下げに値下げをして20円くらい確か売れましたが、5時間以上販売して20円にはショックでした。

 

頭を使って再チャレンジへ

このままじゃダメだな〜と思ったぼくは最大の知恵を絞ります。

ここからが本編です。
今でも我ながらすごいなと思うストーリー。

 

1. 親を騙そう!←


自販機の下・砂鉄販売の次に出てきたのが「親からお金をもらうには?」という発想。

うちの親は「ゲームを買いたいから」という理由では、お金は絶対にくれません。しかし「教科書を買うから」とかそんな理由であれば僕の親は出してくれるんです。

そこで僕は必殺技を使いました。

 

2. 「髪の毛を切りに行きたい」という嘘

そうです。「髪の毛を切りたい」という理由でお金をもらう魂胆。なんちゅー腹黒い小学生なんだと自分でも思います。笑

結果、3,000円を渡されます。
そして、髪の毛を切るという名目でお金をもらってるんで、とりあえず床屋に出発。

「行ってきまーす!」そう言って家を玄関から出て、

床屋に行ったフリをします。

実際には、すぐに家の裏に回ってパイプを使って二階の自分の部屋によじ登り、自分で髪の毛を切る(笑)
切り終わって、ある程度時間が経ったらまた玄関から帰ってきて「ただいまー!」

……資金力0の少年が、資金力3,000円になった瞬間でした(笑)

 

路上販売、再スタート

髪の毛切ってくる大作戦で3,000円をゲットしたぼくは、次に百円ショップに向かいます。

1. 砂鉄販売に再チャレンジ

ぼくは一度は砂鉄を販売して失敗しましたが、それでも砂鉄は売り物になるという気持ちが強くありました。

そこでぼくは100円均一で以下のものを購入します。

  • 瞬間接着剤
  • 下敷きのような薄くて頑丈なボード
  • ノートのような磁石

元資金となる3,000円はこれでほぼ使い果たします。
ぼくが何をしようとしているのか、この時点でわかる人にはわかるでしょう。

 

2. 付加価値をつける

そうなんです!
テストで赤点が当たり前だったぼくでも、この時はかなり頭が冴えていました!

付加価値なんて言葉を知らなかった小学生時代、なんとなくこうすれば売れるかなという感覚だけで、ちょっとしたおもちゃを作って付加価値をつけます。

ぼくが作ったのは、ある薄い板の上に砂をザバーッとかけると、動物の絵が浮き出てくるという「砂鉄アート」みたいなものです。

これは売れる!絶対に売れるぞぉぉぉ!
そう確信しました。

念願の夢、叶う

作ったおもちゃと砂場の砂を再びパクっていざリベンジマッチ!

 

1. 売れた!売れたよ!マジ売れた!!!

これがマジで売れたんですねー\(^o^)/

もうね、あの一番最初のチャレンジが何だったんだってくらいポンポンポンと売れました。買ってくれたのは全員大人で、単価はひとつ2,000円くらい。一番高いので3,000円くらいだったかな。もう天狗ですよ!w

今考えると「子供が何かパフォーマンスしている」という点で注目を浴びて、同情とか面白さとかで購入してくれたんだろうなと思いますが、結果オーライ!w

 

2. 念願のスマブラを購入、感動

おかげさまで、任天堂64もスマブラも購入することができました。
だからスマブラはぼくにとってはとても思い出深いゲームソフトです。

スマブラ制作に携わった方には、いつかお会いして感謝を伝えたいと本当に思ってたりします。

 

3. その後の変化

目的が果たせたので、それから路上販売はしていません。

ただ、その経験から少し感覚が変わったのか、保護者付きですが夏まつりで出店を出すようになったり、マジックを勉強して学校や公民館でパフォーマンスしたりするようになりました。

もちろん髪の毛は高校を卒業するまで自分で切ってました(笑)

 

自分自身に感謝

この記事ではシンプルに書いているため簡単に上手くいったように書いていますが、もちろん他にもいろいろと試行錯誤した記憶があります。

髪の毛切ってくる大作戦の後、「こんなにも簡単に3,000円をゲットできるのか!はやく髪の毛生やそう!」と思って、父親の毛生え薬リアップを勝手に使ったりしてますからね(笑)

これらの経験は今でも大きな糧になっています。
自分でお金を手にいれる経験からは、単に上手に「稼ぐには〜」とかそんな話ではなく、幸せに生きるための色んな価値観が身につきます。そこらへんは改めて書きますが、とにかく小学生の時の自分には本当に感謝してもしきれないくらいです。

書きました!ぜひこちらも読んでみてください。

もし路上で頑張っている子供達がいたら、その子の将来性にかけてちょっと買ってあげてみてください。んじゃまた!

親友の死をキッカケに”働く×生きる”を模索。
現在、特別なスキルがない人でも「場所に囚われない働き方」ができるような仕組みを作って広げてます。