Airbnbがついに”ローカル体験”を販売できるサービスを開始したので、実際にやってみた
ついにAirbnbが動き始めました。
Airbnbが、”ローカルな体験”を提供できるサービスを開始
空いた部屋を貸し出す、いわゆる”民泊”という市場を切り開いたスタートアップ「Airbnb」
そんなAirbnbがついに「ローカルな体験」を付加価値として提供するサービスを開始しました。
Airbnbから空き部屋を提供している人は、さらにプラスαで独自体験を用意することで新たな収入を得ることができるようになったわけですね。
例えば
- 和食の料理教室
- 茶道の体験
- 築地めぐりツアー
など、ローカルな体験をオプションとして用意することができるようになったわけです。
運用代行業社などはここら辺に力を入れようとしていたはずなので、大元のAirbnb社が手を出してきたのには焦りをもっているようです。
実際にローカルな体験を登録してみた
僕のリスティング(部屋)は、東京タワーの真下に位置するので「東京タワー巡りツアー」という体験を登録してみました。実際に以下が登録画面ですね。
① 場所
② 体験のカテゴリ
③ 詳細
④ 体験オプションを実施する間隔(週一なのか等)
以上の項目を入力すれば完了となります。入力後、すぐに用意されるわけではなく、Airbnb社による審査が入るようで以下のような画面に切り替わりました。
メールでも以下のようなメールが届きます。
「経験をホスティング」にご関心をお寄せいただきありがとうございます! 現在、こちらは一部の都市に限られていますが、あなたの地域でご利用可能になりましたら連絡いたします。質問がございましたらご連絡ください。
審査が終わり次の展開が見えてきたら、また改めて記事書きますね。
これからは事業主がAirbnbをやるべき
Airbnbはこれまで宿泊のみに特化してきたため、部屋さえあれば誰でもチャレンジできて、正直早い者勝ちな状況でした。Airbnbに登録されている部屋(リスティング)は2015年で極端に増え、今では立地と金額くらいでしか差別化できていないことが実情です。
しかし、「民泊+アクティビティー」という新しい切り口が生まれたため、Airbnb以外で仕事をしている人(特に事業主)は、職場体験などの独自体験を提供できるようになります。例えば、農家や和菓子屋など日本らしい職人/クリエイターの方は相性がいいかもしれません。
もはやAirbnbはITリテラシーが高い人たちだけの金儲けサービスではなくなりました。これからは事業主にとって、無くてはならないWebサービスへと進化を遂げる予感がします。今後の動きが楽しみですね!
(僕はAirbnbやHomeAwayの運用代行事業もやっていますので、興味ある方はいつでもご連絡ください。 )